カラフルメモリーズ #05

カラフルメモリーズ #05 ~ 恋は爆裂パンクラッシュ! ~

 

【『まつかぜ』安中店 閉店後のバックヤードにて】

菜々花「今日も一日お疲れ様でしたー。…って、あれっ店長、ケータイ変えました?」
店長「ん? あぁ…。しかしよく気づくな、そんな細かいこと…」
マサキ「つーかそれ、SH251iじゃないスか!?」
菜々花「もしかして、Docomoで初めて写メールできるやつ!?」
マサキ「正しくはiショットだけどな、写メールはJ-PHONEだし。店長ぉ~、見せてくださいッスよそれ~(ワクワクv)」
菜々花「ほんとだカメラついてる! サブウィンドウもおっき~! いいないいな~~(きゃっきゃっv)」
店長「そうなのか? 時間がなかったので、店員に適当に選ばせたんだが。正直、電話は話せれば十分だと思っているのでな」
菜々花「またまたー。知ってますよ? 店長、ケータイ常に最新機種じゃないですか♪」
店長「(ギクッ!)なぜそれを(大焦)!? というか、お前は私の携帯の機種を常に把握しているのか!? その観察力を少しでも仕事に向けられれば…。残念だ、桐原…(ガックリ)」
マサキ「オレなんて、未だに高校の頃から使ってるやつだもんなー(泣)。いい加減機種変すっか…」
いっちゃん「なに、何の話?」
菜々花「すごいんだよいっちゃん、店長の新しいケータイ♪」
いっちゃん「あー。ねー……(遠い目)」

****** 昨夜のいっちゃんの記憶 『まつかぜ』安中店 従業員通用口にて ******

いっちゃん「お先に失礼しまーす。うー寒っ、さっさと帰ろ……ん? 店の裏に誰かいる?」
夏美「昨日はどうしてメールの返事くれなかったのよ! 携帯見せて!」
店長「いや、それはだな……」
夏美「やっぱり女の人と電話してる! おかしいと思ったのよ、念のためショートメールも送ったのに毎回『センターお預かり』になっちゃうし!」
店長「落ち着いて、通話の相手を見ろ。お前もよく知ってるだろう、藤岡店の女店長の、後白河……」
夏美「(ブチッ)んもぅっ、須藤さんのバカバカ鈍感っ! ナツ以外の女の人と電話するなんて、絶対絶対許さないんだからぁーっ(泣)!(メキメキッ、ボキィッ!)←折り目のところで真っ二つ」
店長「あぁっ、先月買ったばかりの電話が、またー(泣)!」

****** いっちゃんの記憶 終了 ******

いっちゃん「夏美さんって、まじ可愛いよな…」
マサキ「はぁ? 何言ってんだよ今さら~v そんなの当たり前だろぉ~~v」
いっちゃん「オマエにゃまだ当分わかんねぇと思うけどな(ズバッ)」

〈END〉


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